お正月にカニを食べるのはなぜ?カニ専門店が年末年始のカニ事情を解説!

お正月にカニを食べるのはなぜ?カニ専門店が年末年始のカニ事情を解説!

2023.11.26 コラム
松葉ガニ

 

皆さんは、お正月に何を食べるか決めていますか?おせちを作ったり注文するのが定番ですが、最近はカニをお正月に食べる人も増えています。年の初めに食べるものなので、縁起の良いものを食べて良い一年を迎えたいですよね。


おせちの代わりにカニを食べても問題ないのかや、年末年始にカニはどこで売っているのかなど気になる方もいるでしょう。


そんな方のために、今回はカニ専門店のマルツが年末年始のカニ事情について徹底解説します。お正月にカニを楽しみたい方は、遅くとも12月中旬までには予約しておく必要があるので注意しましょう。

 

カニはおせちの代わりになる?

お正月におせちの代わりにカニを食べても問題ありません。元々、おせちは正月に縁起の良い食べ物を神様にお供えする日本の古い習慣からきています。元旦は神様を迎え入れる日であるため、料理はせずに日持ちがするものを買っておいたり作っておいて三が日を過ごす慣わしがありました。そのため、カニは調理不要のものを選びましょう。


次の章で詳しく説明しますが、カニは縁起の良い食べ物です。そのため、カニはおせちの代わりになると言えるでしょう。現代では、3人に1人はおせちを食べないと言われていますが、日本の古き良き文化なので、縁起の良いものを元旦に食べて良い新年を迎えましょう。


お正月にカニを食べる理由

お正月にカニが食べられている理由は主に以下の3つです。それぞれについて詳しく解説します。

・縁起が良いから
・みんなで盛り上がれる
・お歳暮でもらうことが多い

縁起が良いから

カニは古くから縁起の良い食べ物とされています。その理由はカニがハサミを上下に動かす様子から幸運を招くとされていたり、カニのハサミがVサインに見えることから勝利を連想させたりといったことからきています。また、カニは卵を抱いて育てる性質があるため、子宝に恵まれるとも考えられています。


他にも、脱皮をして成長することから生まれ変わりを連想させたり、カニはボイルすると厄除けの意味を持つ赤色に色が変わったりと縁起の良い要素がたくさんあります。

みんなで盛り上がれる

カニは家族や友人など複数人で食べるのに向いている食べ物です。見た目の華やかさで盛り上がれるだけでなく、子供から大人まで年代を問わず楽しめます。


おせちだと独特な味のものも多く人気がないものは残ってしまうこともあります。カニは食べごたえもあるため、縁起が良いだけでなく、元旦から美味しいものを食べて幸せな気持ちになりたい人におすすめです。お正月はゆっくり家族で談笑できる良い機会なので美味しいものを食べて盛り上がりましょう。

お歳暮などでもらうことが多い

カニは11月~12月にかけて最も美味しい旬の時期を迎えるため、お歳暮の定番になっています。お歳暮は地域によって異なりますが、一般的には12月の中旬頃に送られます。


冷凍のカニであれば日持ちするので、家族や親戚の集まる元旦まで保存しておく方もいらっしゃいます。お歳暮は相手への1年の感謝や良い年を迎えられるようにという意味で送られるので、届いたカニはできれば元旦までに食べるようにすると良いでしょう。


お正月用のカニの選び方

お正月用のカニは、調理の手間がかからず、みんなで楽しめる種類のカニを選びましょう。年末年始は忙しい時期なので、いろいろ比較する時間はないけど失敗しないようにポイントだけは押さえたいという方はぜひ参考にしてください。

おすすめのカニの種類

カニの種類には、「ズワイガニ」「紅ズワイガニ」「毛ガニ」「タラバガニ」「花咲ガニ」などがあります。この中でもお正月用におすすめなのが、「ズワイガニ」と「紅ズワイガニ」です。ズワイガニと紅ズワイガニは身が詰まっており、脚が10本あるので食べごたえも十分あります。ボイルで食べたり、カニ鍋にしたりと様々な食べ方ができるのも魅力です。


ズワイガニは地域によって名前が異なり、鳥取県では「松葉ガニ」というブランド名で販売しています。ズワイガニはふっくらした身と上品な甘さが特徴ですが、紅ズワイガニはジューシーでカニの旨味を十分に感じられます。ズワイガニと紅ズワイガニで悩む方はこちらの記事を参考にしてください。


松葉ガニvs紅ズワイガニ | 味や値段、シーズンなど違いを徹底比較!


ちなみに、花咲ガニはお正月には旬から外れていたり、毛ガニは身入りが少なく濃厚なカニ味噌が魅力のカニなのでみんなで楽しむのには向いていません。タラバガニはお正月用としても食べられますが、焼きガニに向いており、焼く手間がかかるので注意しましょう。


販売形態

カニの販売形態には、「活」「生」「ボイル」「冷凍」があります。新鮮なカニは生でも食べられますが、年末年始はほとんどの地域で漁をしていないため、生食用のカニを購入するのは現実的ではありません。


おすすめなのは、「ボイル」か「冷凍」のカニになります。冷凍カニには、ボイル後に冷凍したものと生のまま冷凍したものがあります。お正月用には調理の手間を省くためにも、ボイル済みのものを選びましょう。解凍するだけで、そのまま食べられます。


また、ボイル(ボイル後未冷凍)の方が鮮度が高く美味しいですが、賞味期限が2~3日なので、それ以上日持ちさせたい場合は冷凍のカニがおすすめです。

 

購入方法

年末年始にカニを食べたい方は、購入場所と予約のタイミングに注意が必要です。早いところは11月中に予約販売を締め切るところもあります。時期を逃さないためにも早めの行動を心がけましょう。

どこで買う?

年末年始にカニを購入する場合は、手間のかからないカニ通販の利用がおすすめです。また、カニを直接競りで落とす仲買いを自社で行う販売店であれば、年末年始ギリギリまで鮮度が高いカニを販売しています。


プロの目利きで質の高いカニを選定して仕入れているので、鮮度や味も安心です。カニ専門店マルツも自社で仲買いを行っており、年末ギリギリまで販売を行っています。

予約のタイミング

例年、年内の競りの最終日は12月30日ですが、26日頃から漁に出る船が減るため、市場に出るカニも少なくなってきます。そのため、ほとんどの販売店では、元旦の1週間前を目処に発送が終了します。マルツでも2023年は12月25日を年内最終発送日とする予定です。天候によってはさらに最終発送日が早まる可能性があるので注意が必要です。


年末ぎりぎりの発送を希望される方は、予約が混み合うので遅くとも12月15日までには予約することをおすすめします。



お正月用のカニお取り寄せは専門店のマルツ

マルツ店舗

 

今回は、お正月にカニが食べられる理由や年末年始のカニ事情についてご紹介しました。お正月にカニを楽しもうと考える方は、カニの種類、販売形態、予約の時期についてご注意ください。美味しいカニを食べて、良い新年を迎えましょう。


お正月用のカニのお取り寄せはカニ専門店のマルツがおすすめです。マルツは鳥取県境港に実店舗を持つカニ専門店で50年以上の歴史があります。仕入れから加工、販売まで自社一貫で、プロの目利きによって厳選されたカニを販売しています。


年末年始の予約もオンラインショップからできますので、鳥取自慢の松葉ガニや紅ズワイガニをぜひ、ご家庭でお楽しみください!


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