カニしゃぶの美味しい作り方 | カニ専門店が蟹しゃぶのレシピや材料の選び方を紹介!

カニしゃぶの美味しい作り方 | カニ専門店が蟹しゃぶのレシピや材料の選び方を紹介!

2024.3.06 コラム
カニしゃぶ

 

カニしゃぶは高級カニ料理店でないと食べられないイメージがありますが、ご家庭でもカニしゃぶをお楽しみ頂けます。調理方法も非常に簡単ですが、美味しく作るためには「カニの種類」と「出汁」が重要になります。


今回は、鳥取県境港に店舗を持つカニ専門店マルツが、カニしゃぶの作り方について紹介します。美味しいカニしゃぶで心も体も温まりましょう!


カニしゃぶとは?

カニしゃぶとは、カニを鍋に2~3回くぐらせてカニを楽しむ食べ方です。お肉のしゃぶしゃぶが一般的ですが、お肉の代わりにカニを使ったしゃぶしゃぶと考えましょう。


お肉のしゃぶしゃぶは熱湯にくぐらせるだけで食べることもありますが、カニしゃぶは出汁や野菜などの具材にこだわると美味しく食べられますよ。


カニしゃぶは、カニ本来の美味しさや旨味を堪能できるおすすめの食べ方です。

カニしゃぶとカニ鍋(カニすき)どっちの食べ方がおすすめ?

同じカニの鍋料理には、カニ鍋(地域によってはカニすきという)があります。カニ鍋は、他の具材と一緒にカニを煮込む寄せ鍋スタイルの食べ方です。


どちらもカニの美味しさを堪能できる人気の料理方法ですが、プリプリした食感のカニ身を楽しみたい人はカニしゃぶがおすすめです。カニ鍋は、カニを煮込みすぎて、食感が失われてしまう可能性があります。


カニしゃぶとカニ鍋、どちらを作るかで選ぶべきカニの種類も変わってきます。材料が用意できるかも踏まえて自分に合った食べ方を選びましょう。


カニ鍋のレシピや作り方を知りたい人はこちらの記事を参考にしてください。

 

カニ鍋の美味しい作り方 | カニ専門店がカニ鍋のレシピや材料の選び方を紹介!


カニしゃぶ用のカニの選び方

カニの素材の旨味を味わうカニしゃぶでは、カニの選び方が重要になります。どの種類のカニがカニしゃぶに合うかやおすすめのカニしゃぶ用のカニについて紹介します。

カニの種類

カニの種類には、「ズワイガニ」「タラバガニ」「毛ガニ」「紅ズワイガニ」などがありますが、カニしゃぶにおすすめなのは「ズワイガニ」と「タラバガニ」です。


毛ガニや紅ズワイガニもカニしゃぶにできますが、身入りが他のカニと比べて少なく、カニ身の食感を味わうカニしゃぶにはあまり向いていません。


一方で、「ズワイガニ」と「タラバガニ」は脚の身入りが良いので、カニしゃぶにぴったりです。特に、ズワイガニは加熱すると甘みが増す性質があり、美味しい出汁が出るので、カニしゃぶには最適なカニといえるでしょう。

販売形態

カニの販売形態には、「活」「生」「ボイル」「冷凍」があります。


カニしゃぶにおすすめなのは、「活」か「生」です。どちらも加熱や冷凍処理がされていないもので、「活」はまだ生きている状態のもの、「生」は死んですぐの状態のものになります。


特に美味しさにこだわりたい人は「活」のズワイガニがおすすめです。カニしゃぶは半生の状態が一番美味しいのですが、「活」は生でも食べられる商品なので、火が通り切っていなくても問題ありません。


ボイルのカニは再加熱すると旨味が逃げてしまい、冷凍のカニは解凍時に水と一緒に旨味が逃げてしまうためあまりおすすめしません。カニにこだわって美味しいカニしゃぶを楽しみましょう。

おすすめのカニしゃぶ用ズワイガニ

カニしゃぶ用の活のズワイガニをお求めの方は、カニ専門店マルツの「活・松葉がに」がおすすめです。松葉ガニは、鳥取県が誇るブランドのズワイガニで、上質な甘みとふっくらしたカニ身が楽しめるので、カニしゃぶにぴったりです。


また、通常品と比べて2~3割ほど安く購入できる「訳あり」のカニも取り揃えております。脚が1~2本欠けていたり、甲羅に傷が入っていたりと味や品質には問題ないので、お得にカニしゃぶをお楽しみ頂けます。


活・松葉がにの商品ページはこちらから


カニしゃぶのレシピ

ここからは、カニしゃぶの材料や作り方について紹介していきます。


カニしゃぶの調理時間は市販の出汁を使用すると約10分、出汁から丁寧に作ると約40分かかります。調理方法を確認して自分に合った方法でカニしゃぶを楽しみましょう。

材料(4人分)

ズワイガニ:2匹
白菜:1/4個
水菜:1/2束
長ねぎ:1本
しいたけ:1パック(4~6個)
えのき茸:1/2袋


出汁から作る場合:乾燥昆布1枚
市販の出汁を使う場合:昆布つゆ、または白だし


【材料選びのポイント】
白菜、水菜、長ねぎは他の野菜でも代用できます。材料の選び方のポイントは旬の野菜を選ぶことです。ズワイガニが旬の冬の時期は、白菜、大根、春菊などの冬野菜が旬を迎えます。カニの旨味と野菜の旨味がマッチして絶品な味わいになるのでぜひ試してみてください。

作り方

※出汁から作る場合は、事前に昆布と水を鍋に入れて20~30分浸けておく


  1. 材料のカット

 白菜:芯を切り落としザク切り
 水菜:5cm幅に切る
 長ねぎ:1cm幅で斜め切り
 しいたけ:軸を切り落とし、表面にバツ印の切れ込みを入れる
 えのき茸:軸を切り落とし、食べやすく手でほぐす


姿(1匹丸ごと)のカニもコツを掴めば意外と簡単に捌けます。こちらの記事で捌き方を解説しているので参考にしてください。


松葉ガニの食べ方 | カニ専門店おすすめのレシピもご紹介!


  1. 出汁を鍋で加熱

 出汁から作る場合:鍋に火をかけて沸騰直前に昆布を取り出す
 市販の出汁を使う場合:使用する出汁の表示に従って水で割って火をかける


  1. 沸騰したら、お好みのタイミングで具材をしゃぶしゃぶ

 カニ以外の具材は火が通るまで時間がかかるのでいれっぱなしでもOK


出汁とカニの旨味があるので、まずは何もたれをつけずに味わってみましょう。味が物足りなく感じる人はポン酢や三杯酢、醤油などをお好みでかけてお召し上がりください。


美味しく食べるポイント

カニしゃぶを美味しく食べたい人は以下の3つのポイントに注意して楽しみましょう。

カニに火を通しすぎない

カニに火が入りすぎるとパサパサしてしまったり、旨味が逃げてしまったりと味と食感が失われてしまいます。


火が通ったか見極めるポイントはカニの色が変わったかどうかです。透明な色から少し白っぽく変色します。目安は5~10秒くらいになります。

出汁はカニの味を邪魔しないものを選ぶ

カニしゃぶの出汁は昆布系の味の主張が強くないものがおすすめです。例えば、鰹が主体の出汁を使用すると鰹の味が勝ってしまい、カニの旨味がかき消されてしまいます。一番美味しく食べられるのは昆布から出汁を取る方法ですが、時短したい人は市販の出汁の中でも薄味のものを選びましょう。

カニしゃぶは〆まで楽しむ

カニしゃぶを食べきった後は、出汁にもカニの旨味が溶け出ているため、出汁を〆に活用して最後まで余すところなくカニを楽しみましょう。


〆はカニ雑炊またはうどんや中華麺を入れて食べるのもおすすめです。カニ雑炊は、ご飯と溶いた卵を入れて、カニ味噌と海苔と刻みねぎを入れて食べると絶品です。


かにしゃぶ用のカニ通販なら「カニ専門店マルツ」

マルツは、鳥取県境港にあるカニ専門の老舗で、境港は鳥取で一番カニの水揚げ量が多い全国有数の漁港です。


マルツは、50年以上の伝統と信頼を持つカニ専門店なので、美味しさと鮮度に優れたズワイガニ(松葉ガニ)や紅ズワイガニを安心して購入できます。


マルツのカニ通販には以下のような特徴があります。

プロの目利きによって厳選

目利き

 

この道30年以上の目利きのプロが長年の経験値から、みそや身入りが良く鮮度のいいカニ(A級)、そうでないカニ(B級)を1枚1枚選別しています。


11月~12月のハイシーズンには1日に数百枚のカニをボイル、選別し、店頭に並べています。その専門店だからできる圧倒的な数が確かな質の担保に繋がっています。

独自の活〆ボイル製法

活〆ボイル

 

マルツの松葉ガニは「活」にこだわり、活きたままのカニを水で締めて茹で上げるのが特徴です。珍しい自社専用ボイル釜で、職人が塩加減や温度管理、茹で時間の調整をしながら丁寧に茹で上げます。脚切り防止で品質管理に繋がるのはもちろん、鮮度がいいカニを茹で上げる事で身が引き締まり甘みが増した味わいに仕上がります。


また、1度に500枚近くのカニを同じ釜で茹でるためカニの出汁が染み渡り、カニの旨味が詰まった味わいに仕上がります。カニの出汁でカニを茹でる専門店ならではの製法です。

当日発送が可能で鮮度が高い

松葉がに 発送

 

マルツでは、仕入れから加工、販売まで自社一貫です。鮮度にこだわり、競りから1時間以内にボイルされ全国に発送されます。


活のカニもしっかりと氷を敷き詰めて鮮度維持をしているのでご安心ください。山陰地方に住んでいない方でも本場の新鮮なカニが食べられます。


まとめ

今回は、カニ専門店マルツがおすすめするカニしゃぶの作り方について紹介しました。カニしゃぶはカニの種類や出汁にこだわることで美味しく楽しめます。作り方はとてもシンプルなので、ぜひご自宅でも試してみてください。


カニしゃぶに向いている「ズワイガニ」(松葉ガニ)をお求めの方は、鮮度抜群のマルツの「活松葉ガニ」がおすすめです。冬の時期しか食べられない旬の味覚をぜひ一度ご賞味ください!


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