カニ鍋の美味しい作り方 | カニ専門店がカニ鍋のレシピや材料の選び方を紹介!

カニ鍋の美味しい作り方 | カニ専門店がカニ鍋のレシピや材料の選び方を紹介!

2023.11.21 コラム
カニ鍋

 

冬に旬を迎えるカニは鍋との相性が抜群です。カニ鍋は見た目も華やかなので、年末年始の集まりやお祝いごとにもぴったりです。


カニ鍋は、材料を鍋に入れるだけで比較的簡単に作れますが、材料の選び方や作り方にはポイントがあるのでおさえておきましょう。


今回は、鳥取県境港に店舗を持つカニ専門店マルツが、カニ鍋の作り方について紹介します。美味しいカニ鍋で寒い冬を乗り切りましょう!

 

鍋におすすめのカニの選び方

美味しいカニ鍋を作るには、材料選びからこだわる必要があります。まずは、カニ鍋に合うカニの種類について紹介します。

 

カニの種類

カニの種類には、「ズワイガニ」「タラバガニ」「紅ズワイガニ」「毛ガニ」などがありますが、カニ鍋におすすめなのは「ズワイガニ」と「紅ズワイガニ」です。


タラバガニや毛ガニもカニ鍋にすることはできますが、タラバガニは大きすぎて鍋に入りにくく、身の性質上、焼きガニが向いています。毛ガニは、良い出汁がでますが、身が少なく、殻の周辺の毛が邪魔で食べにくいため鍋には向いていません。


一方で、「ズワイガニ」と「紅ズワイガニ」は脚の身入りが良く、身には加熱すると甘みが増す性質があるので、鍋との相性が良いです。「ズワイガニ」と「紅ズワイガニ」も物によっては鍋に入り切らないサイズのものもあるので、鍋用であれば小か中サイズ(400g~700g)がおすすめです。

販売形態

カニの販売形態には、「活」「生」「ボイル」「冷凍」があります。

 

カニ鍋におすすめなのは、「活」か「生」です。どちらも加熱や冷凍処理がされていないもので、活はまだ生きている状態のもの、生は死んですぐの状態のものになります。


ズワイガニは「活」でも流通しますが、紅ズワイガニは鮮度劣化が早く「活」や「生」がほとんど市場に流通しないため「ボイル」でも代用可能です。


ただし、カニは何度も火を通すと旨味が抜けてしまうので、もしボイルを購入された方は最後にカニを鍋に入れるようにして火が入りすぎないようにしましょう。


※鳥取ではズワイガニのことを「松葉ガニ」と呼びます。

おすすめの具材5選

カニ専門店マルツがおすすめする、カニ鍋の具材5選は以下の通りです。


・白菜
・長ネギ
・春菊
・豆腐
・しいたけ


選び方のポイントは、冬が旬の野菜を選ぶことです。白菜、長ネギ、春菊は冬野菜の代表格で、他にも大根やかぶも冬に旬を迎えます。旬を迎える食材は美味しいだけでなく、栄養価も高いのでおすすめです。特に、長ネギは魚介の臭みを消す効果があるので、カニの甘みや旨味を際立たせます。


また、カニ鍋の魅力の1つはカニからでる出汁ですが、カニの出汁が染み込んで美味しさが増す、豆腐としいたけも欠かせません。他にも、えのきたけやぶなしめじなどのきのこ類とカニは相性が良いので、気になる方は試してみましょう。


カニ鍋のレシピ

材料(4人分)

カニ (脚・爪):500g
白菜:1/4個
春菊:1/2束
長ねぎ:1本
絹ごし豆腐:1/2丁
しいたけ:1パック


調味料(市販の鍋用スープでも代用可)
水:1000ml
醤油:大さじ3
料理酒:大さじ3
みりん:大さじ3
和風だし:大さじ1


雑炊用
米:茶椀2杯分
卵:2個
カニ味噌:少々
海苔:少々

 

作り方

  1. 材料のカット

 白菜:芯を切り落としザク切り
 春菊:5cm幅に切る
 長ねぎ:1cm幅で斜め切り
 豆腐:1口大に切る
 しいたけ:軸を切り落とし、表面にバツ印の切れ込みを入れる


姿(1匹丸ごと)のカニもコツを掴めば意外と簡単に捌けます。こちらの記事で捌き方を解説しているので参考にしてください。ズワイガニも同じ捌き方ですが、殻が柔らかいため初心者には紅ズワイガニがおすすめです。

紅ズワイガニの食べ方 | カニ専門店おすすめのレシピもご紹介!


  1. 具材を鍋で加熱

 調味料もしくは、鍋用スープと材料を鍋に入れ、蓋をして火が通るまで煮ます。

 ※春菊だけは全体に火が通った後に入れましょう。


春菊を入れて、ひと煮立ちさせたら完成です。お好みでポン酢などをつけてお召し上がりください。


最後はご飯と溶いた卵を入れて、カニ味噌と海苔と刻みねぎを入れたカニの出汁たっぷりのカニ雑炊でしめるのがおすすめです。

美味しく料理するコツ

今回ご紹介した材料は、比較的どのスープにも合うものを選定しました。他にもお好みで自分の好きな具材を入れてアレンジしましょう。醤油ベースだと、しらたきや大根、味噌ベースだとキャベツやもやしを入れるのも良いでしょう。ただし、カニからでる出汁を邪魔しないように、スープは癖の強くない和風系のものがおすすめです。


また、カニは加熱しすぎると身が固くなってしまい、本来のふっくらした食感が味わえなくなってしまうので、加熱のしすぎには注意しましょう。身がふっくらと膨らんできたら食べ頃です。

 

カニ通販ならカニ専門店マルツ

マルツは、鳥取県境港にあるカニ専門の老舗で、境港は紅ズワイガニの水揚げが日本一の漁港です。


マルツは、50年以上の伝統と信頼を持つカニ専門店なので、美味しさと鮮度に優れた松葉ガニ(ズワイガニ)や紅ズワイガニを安心して購入できます。


マルツのカニ通販には以下のような特徴があります。

プロの目利きによって厳選

目利き

 

この道30年以上の目利きのプロが長年の経験値から、みそや身入りが良く鮮度のいいカニ(A級)、そうでないカニ(B級)を1枚1枚選別しています。


11月~12月のハイシーズンには1日に数百枚のカニをボイル、選別し、店頭に並べています。その専門店だからできる圧倒的な数が確かな質の担保に繋がっています。

独自の活〆ボイル製法

活〆ボイル

 

マルツの松葉ガニは「活」にこだわり、活きたままのカニを水で締めて茹で上げるのが特徴です。珍しい自社専用ボイル釜で、職人が塩加減や温度管理、茹で時間の調整をしながら丁寧に茹で上げます。脚切り防止で品質管理に繋がるのはもちろん、鮮度がいいカニを茹で上げる事で身が引き締まり甘みが増した味わいに仕上がります。


また、1度に500枚近くのカニを同じ釜で茹でるためカニの出汁が染み渡り、カニの旨味が詰まった味わいに仕上がります。カニの出汁でカニを茹でる専門店ならではの製法です。

当日発送が可能で鮮度が高い

松葉ガニ発送

 

マルツでは、仕入れから加工、販売まで自社一貫です。鮮度にこだわり、競りから1時間以内にボイルされ全国に発送されます。そのため、山陰地方に住んでいない方でも本場の新鮮なカニが食べられます。


カニ鍋で寒い冬を乗り切ろう!

今回は、カニ専門店マルツがおすすめするカニ鍋の作り方について紹介しました。カニの種類や材料にこだわることで、美味しいカニ鍋が楽しめます。鍋は心も体も温まるので、ぜひ大切なご家族やご友人とカニ鍋をお楽しみください。


カニ鍋に向いている「ズワイガニ」(松葉ガニ)をお求めの方は、鮮度抜群のマルツの「活松葉ガニ」がおすすめです。冬の時期しか食べられない旬の味覚をぜひ一度ご賞味ください!


カニ鍋用のズワイガニはこちらから

 

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